備長炭ステーキ炉 Sakai(さかい)


menu

しっくりと手に馴染む、仕事道具。

熱され、洗われ、熱されてオーブンへ。
ひと晩に幾十回も、炎と水を往復するフライパン。
無骨な姿は、創業から年を重ねて、人々に妙なる味を届けてきた証です。
創業当時はたくさんあったフライパンも今は小さいタイプが3つに、大きいものがひとつ。
熱の伝わり方にすぐれ、油馴染みがよく、丈夫なものだけが残りました。
今宵も、職人の手で踊り、香りと旨味をたちのぼらせます。

選ばれた食材がもたらす、醍醐味。

その瞬間、脂がとろけ、濃厚な旨味が口いっぱいに。
厳選した食材は、肉質等最高ランクであるA5の黒毛和牛。
サシはきれいに細かく多く、肉の色は桜色。脂は人の体温でじわりと溶けていきます。
A5でも、さらにサシの量と入り具合で12等級に分けられますが、使っているのは最高の12〜8レベル。
未経産の牝です。
熟成期間は3週間かけ、もっともおいしいタイミングで目の前に運ばれます。
最近は赤身を好まれるお客様も多く、熟成赤身もご用意しております。何なりとご用命ください。

相手の心に寄り添う、もてなし。

「おいしいのは大前提」。
ただし、自己満足のおいしさではなく、召し上がった人がおいしいと思ってくださらないと意味がない。
そのうえで大切にしているのが、お客様の心に寄り添うこと。
どう感じているか、何を求めているかを察して、一歩先に動くことです。
お客様への心遣いこそが、お客様によって成長してきた店の使命と、今日も厨房に立ちます。

TEL